 
糖質(ヌルヌル成分ポルフィラン)、繊維 食物繊維が多い食品を並べると、海苔は7位になります。(普通の海藻は10位) 料理をしなくても、手軽に毎日とれる海苔は、便秘を防ぎ、コレステロールの代謝を正常にします。

大豆が「畑の肉」なら、海苔は「海の大豆」! 乾海苔1枚に含まれるタンパク質は、卵5分の1、牛乳5分の1に相当します。 タンパク質は、筋肉、血液、皮膚、爪を作り、血中コレステロールを下げる効果があります。
カルシウム,マグネシウム,鉄分,亜鉛,マンガン カルシウムが多い食品は?とくれば、「牛乳、小魚」と挙げることが多いでしょう。 しかし、実はそれらに匹敵するほどカルシウムが多いのが「海藻」なのです!
海藻からできた海苔には、たくさんカルシウムが含まれています。

A,B1,B2,B6,B12,C,E,ナイアシン,コリン 海苔は、ビタミンの宝庫です! 普通の野菜の10〜100倍も含まれています。 ビタミンB2は、植物性の食品には少ないと言われていますが、海苔には多く、牛乳の22倍、卵の12倍(!)です。
ビタミンCは、なんとレモンやトマトよりも、ずっと多いのです。(100g中100〜800mgも!)
海苔にも、わずか(全体の約2%)ですが、脂質が含まれます。 脂肪には飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸の2種類があり、前者は血中コレステロールを増やし、後者は血中コレステロールを下げます。
EPAは、この後者の不飽和脂肪酸で、大変体によい脂質なのです。 鰯や秋刀魚など背の青い魚に多く含まれるというEPAは、肥満の原因である中性脂肪を減少させ、脳梗塞を予防してくれます。
海苔にも、このEPAが大変豊富に含まれています。 EPAと同じように、悪玉コレステロールを低下させるタウリン。 動脈硬化症、脳疾患、心疾患に効果があり、また二日酔い、慢性肝炎、白内障、糖尿病などにも有効とされています。
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